10代、20代前半は、全くと言っていいほど「生理痛」はありませんでした。
27才になった頃から急に症状が出てきました。
仕事での責任も出てきた頃で、恋愛もうまくいかず、ホルモンバランスが崩れたのが1番の原因だと思います。
仕事が忙しく、食事も適当なものになり、睡眠時間も少なく、不規則な生活リズムになりました。
大きな仕事を控えている時は精神的にかかるストレスが大きく、緊張が続き寝不足にもつながりました。
Contents
月経前症候群(PMS)の症状や困ったエピソード
生理予定日、10日前からうつ状態に入りました。
お腹の痛みや、腰の痛み、さまざまな症状はありましたが、「うつ症状」が1番辛かったです。
私の場合は「イライラ」する事はほぼなく、とにかく気持ちが沈みます。
普段は明るく社交的なタイプですが、生理1日前から生理がくるまでは、苦しかったです。
突然「幼少期」のことを思い出したり、楽しかった頃の「記憶が鮮明」になり、突然涙が止まらなくなったり。
「情緒不安定」な状態になりました。
「あの時こうしておけばよかった。」といった後悔だけが押し寄せる毎日で、生きている意味さえ迫ってくるような、完全にマイナスな気持ちになってしまっていました。
生理がくるとパッと消え、うつ症状はなくなります。
生理中の「腹痛」や「腰痛」も、時には寝込むほどで、ピーク時には病院で点滴を打ってもらっていました。
生理10日前が近づくと、「またあの期間がくる。。。」という憂鬱な気持ちにもなりました。
月経前症候群(PMS)の治療方法として行ったこと
貧血の値も低かったので、できるだけ「鉄分」を取るように意識していました。
とにかく食生活がみだれていたので、なるべく3食を取るように心がけました。
お酒も控えるようにしました。
貧血がひどい時は薬も飲みました。
時間に余裕がある日は、湯船につかり「体を温めて」から就寝するようにしました。
冬は特に体を冷やさないよう、「お腹」と「足」は腹巻をしたり、靴下をはいて、温かくして就寝しました。
血行をよくするために「ストレッチ」を日課にしました。
就寝前と、起床後にストレッチを取り入れることで、血液の循環がよくなったように感じました。
生姜湯を作ったり、料理を楽しむことで、日常生活も好転していきました。
仕事のバランスを見つめなおすキッカケにもなりました。
・・・ただ、やはり生理10日前になると、変わらず「PMS」の症状が出ます。
リラックス効果のあるハーブティーを飲もうが、いつもは深い眠りにつける「ストレッチ」&「温浴」も、この時ばかりは見事に結果に結びつきませんでした。
その頃CMで目にした「命の母ホワイト」を薬局で購入し、試してみました。
これが、期待以上に効果がでました。
生薬も配合され体に優しいことから安心して服用することができました。
長い間、生理の10日前になるとPMS症状が現れるのが当然…と諦めていたため、この時、一筋の光が見えたというか、嬉しかったです。
これをキッカケに、「ちゃんとPMSと向き合おう!」と決めました。
PMSが病気であることを受け入れ、徹底的に調べました。
ネット上では同じように悩んでいる方が多く、涙がでました。
そこで1歩踏み出す決意をし、病院へ相談しに行きました。
先生の診察を受け、症状を伝えたところ「低用量ピル」の服用を提案されました。
最初は抵抗がありましたが、まわりの友人にも相談し、服用する事を決めました。
それから1年近く、毎日同じ時間に「低用量ピル」を服用しました。(アンジュ28)
月経前症候群(PMS)の治療の効果や費用について
症状はどれくらい改善したか?
- うつ症状が改善された。
- 腹痛&腰痛が緩和された。
主にこの3つの症状が重かったので、低用量ピルを服用してからは、生理前を不安に思うことはなくなりました。
ホルモンバランスが整ったこともあり、肌ツヤもよくなったように感じます。
1番つらかった「生理前うつ」が改善されたことが何より嬉しかったです。
月経前症候群(PMS)の治療にかかった日数
低用量ピルを処方いただき、服用を開始して、次の生理のときには、ほぼ改善されていました。
その次の生理10日前には、症状はほぼありませんでした。
3か月目以降には生理前も生理中も普段の日常と何ら変わらないほどになっていました。
月経前症候群(PMS)の治療にかかった費用
1ヶ月2,000円×12か月=1年で24,000円
月経前症候群(PMS)に悩んでる人へのアドバイス!
PMSでお悩みの方はとても多いと思います。
私自身「生理前うつ」には本当に悩まされました。
また、その症状がPMSという病気であると認識する前が1番苦しかったです。
「生理前うつ」の症状は理解されがたいですし、目で見てわかるものではありません。
腹痛や腰痛、または普段にはない「イライラ」も辛いですよね。
自分が自分でないような感覚に陥ってしまうこともあると思うので、市販の生薬を試してみたり、それでも改善が見られなかった場合には、私も経験したように病院で診察を受けられるのも、一つの改善への近道かもしれません。
女性特有の悩みですが、多くの方が悩まれている病気の一つであることも事実です。
やさしい笑顔と向き合える日がきっと来ます。
ご自身にあった治療法と向き合える日を願っています。
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