咳が止まらないとき風邪以外で考えられるのはどんな病気?怖い病気の可能性も!?

咳

咳が出ると真っ先に考えるのは風邪ですが、咳が長引くと変な病気なんじゃないかと不安になりますよね。

私も実は、咳が止まらなくなったことがあり、ピークの時は、夜中に眠ることができない日が続きかなりひどい状態でした。
 

長引く咳の場合、実は深刻な病気がかくれているのかもしれません。
 

止まらない咳には一体どのような病気が考えられるのでしょうか?

咳が止まらないとき風邪以外で考えられる病名は?

咳が続いて2週間以上になるという時は、風邪以外の病気の疑いがあります。
 

咳が止まらないときの病気には何があるのでしょうか?!

症状と合わせて詳しくみていきましょう。

咳喘息

乾いた咳が長い期間続くのなら咳喘息かもしれません。
 

咳喘息とは、よく耳にする気管支喘息とは違い、呼吸が苦しくはなりません。
 

咳が唯一の症状で、痰はほとんど出ることはなく出ても少量です。

咳をしたあとにゼーゼー、ヒューヒュー音が出るのが喘息の特徴です。
 

冷気を吸う、会話、笑う、ストレス、臭いなどで咳を誘発します。
 

ダニや花粉、動物などに対するアレルギーが関連しています。

しかし、咳だけだからといってそのままにしておくと気管支喘息になることも多く、早い段階の治療が大切です。
 

また、逆流性食道炎との合併が多いです。

気管支喘息

鼻や口からの入ってきた空気の通り道である気道が炎症を起こす病気で、気管支粘膜の慢性的な炎症により気管支が過敏に反応するようになってしまいます。

主な症状は、咳や痰、息を吐く時の音がヒューヒューまたはゼーゼーという喘鳴(ぜんめい)、呼吸困難などです。
 

また、咳き込むことによる胸の痛みやのどのイガイガ、冷気などによる刺激で咳き込むなどです。これらの症状は夜間から明け方に酷くなることが多いです。

百日咳

百日咳とは特有のけいれん性の咳発作を起こす急性気道感染症である。

1歳以下の乳児、特に生後6か月以下では死に至る危険性も高いとされています。
 

日本では幼児期に百日咳のワクチン接種を受けることができますが、受けていない人や接種後の年数が経過している人の中には発病もあります。

初期の症状は普通の風邪のようですが、次第に咳の回数が増え激しくなってきます。
 

その後、息を吸う時にヒューヒューという音が出るようになり、嘔吐を伴います。

熱はあっても微熱程度ですが、咳をするときに息を止めるため顔面浮腫や点状出血などになることもあります。
 

発症年齢が小さいほど症状は非定型的で、無呼吸発作から酷くなると呼吸停止へと進展することもあります。

きちんと治療できれば、全経過2~3カ月で回復します。

心因性咳嗽(しんいんせいがいそう)

心因性咳嗽は子供がかかりやすく、ストレスなどの心的要因で引きおこる咳のことをいいます。

心因性咳嗽の診断は非常に難しく、除外診断が基本となり、肺がんや結核などさまざまな気質的疾患を除外していかないとわかりません。
 

気管支喘息の症状と似ていますが心因性咳嗽の場合は、日中に咳が出やすく、寝ている時などはあまり出ないのが特徴です。

主にストレスのかかる場所でしか出ないので特定の場所でだけ咳が出る場合は心因性咳嗽を疑いましょう。
 

咳はコンコンとした空咳で、喉の痛みはあまり起こりません。

肺炎

一般的に肺炎とは、肺胞のもので肺病原微生物が増殖し炎症を起こした状態をいいます。

また、肺胞の周りにある間質が炎症を起こした場合は「間質性肺炎」といい、一般的な肺炎とは区別しています。
 

肺胞性肺炎

肺の末端の肺胞が炎症を起こす肺炎です。

特徴としては、高熱が出て咳と共に黄色や緑色などの膿のような痰がたくさん出ます。

間質性肺炎

息切れなどの呼吸困難が起こり、乾いた咳が出るなら間質性肺炎かもしれません。

名前の通り肺炎の一種で、風邪などがきっかけで急激に症状が進むこともあります。
 

間質性肺炎の初期の段階では、肺にある肺胞の間質が厚く硬くなり、血液中に酸素を取り込めなくなります。
そして、病状が進行すると線維化し、蜂巣肺(ほうそうはい)といわれる多数の穴(嚢胞)ができてしまいます(肺線維症)。
 

日常生活で体を動かして感じる息切れや、痰を伴わない咳などが症状なので気付きにくいといえるでしょう。
 

進行の比較的遅い病気なので、症状を自覚した時には病気が進んでいる場合があります。

気になったらすぐに病院へ行くようにしましょう。

マイコプラズマ肺炎

肺炎マイコプラズマという細菌に感染して起こるのがマイコプラズマ肺炎です。

マイコプラズマ肺炎にかかると咳が3~4週間続きます。
 

マイコプラズマ肺炎の感染は、飛沫感染や接触感染で感染力はあまり強くありませんが、乳幼児から大人まで幅広く感染します。
 

鼻やのどなどの粘膜を荒らし、その後発熱や全身倦怠感などの全身症状が現れます。

少し遅れて乾いた咳がではじめ、徐々に強い咳へと変化していきます。
 

咳は夜間や朝早くに出やすいです。

咳以外にも声のかすれや耳痛など、さまざまな症状が出ることがあります。
 

また、症状が重くなると、肺炎や中耳炎、無菌性髄膜炎などの合併症を起こすことがあります。

クラミジア肺炎

クラミジア肺炎とは、クラミジアによる肺炎のことをいいます。

クラミジアと呼ばれる肺炎には、トラコーマ・クラミジア、肺炎クラミジア、オウム病クラミジアの3つがあります。
 

この中のオウム病クラミジアは鳥類との接触が原因で起こるなど他の2つとは異なるものです。

そこで、トラコーマ・クラミジアと肺炎クラミジアをまとめて「クラミジア肺炎」と感染症法では定められています。
 

薬剤性咳嗽(やくざいせいがいそう)

循環器疾患や高血圧などのACE(エース)阻害薬の副作用で引き起こされる、痰の絡まない乾いた咳を薬剤性咳嗽といいます。

ACE阻害薬には、血圧を下げる効果はありますが、その反面、気道が刺激されやすくなり空咳が出てしまいます。
 

薬を処方してもらった病院などで相談することをおすすめします。

逆流性食道炎

胃酸が食道へ逆流してしまうことによって起こる病気を逆流性食道炎といいます。
 

逆流性食道炎の症状はさまざまですが、胃液などの逆流で起こる胸やけや胸の痛み、げっぷ、口内炎、のどの痛み、咳、喘息などという症状が出る場合があります。
 

治療による改善が可能ですので、気になる人は呼吸器内科を受診しましょう。

肺結核

結核菌によって引き起こされる感染症で、咳や痰、微熱などが続くのが肺結核です。

風邪と症状が似ているため間違いやすいです。
 

咳や痰、微熱などが2週間以上続いたり、良くなったり悪くなったりを繰り返したりするのであれば、肺結核の可能性もありますので、病院を受診しましょう。
 

また、早期発見なら病気も治りやすく、周囲の人にうつす可能性も低くなります。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

喫煙歴の長い人に多いのが、慢性閉塞性肺疾患(COPD)と呼ばれる病気ですが、煙草を吸わない人でも発症はします。
 

肺が傷付くことで気管支が狭くなり呼吸器症状が現れます。

長い間、痰を伴う咳が続き呼吸困難になる場合もあります。
 

風邪などがきっかけで急激に悪化すると命の危険性もありますので、できるだけ早めの治療がおすすめです。

肺がん

肺がんとは、名前の通り肺にできたがんのことですが、がんの中でもっとも死亡率が高いとされています。
 

肺がんの症状は、長引く咳や胸の痛み、息切れ、血痰、微熱などです。

しかし、これらは肺がん特有の症状でないため、他の呼吸器疾患と区別が難しい場合もあります。
 

これらの症状があれば、すぐに病院を受診して、早期発見に努めましょう。

そのためには、日頃から健康に関心を持ち定期検診をするようにしましょう。

咳が止まらない原因とは?

風邪による咳は、風邪が治ると共に比較的早くにおさまりますが、咳が止まらない原因は、のどや気道の炎症やアレルギー性のものなどさまざまです。

こういった長引く咳には重大な病気が隠れていることが多いので、注意が必要です。
 

のどや気道などが炎症を起こす

のどや気道などが炎症を起こすことによって、咳が止まらない症状が出ることがあります。

風邪やインフルエンザなどが治った後に咳だけ止まらない場合はこれです。
 

また息を吐く時の音がヒューヒューまたはゼーゼーという喘鳴(ぜんめい)、呼吸困難などを伴うなら気管支喘息、更にけいれん性の咳発作を起こす急性気道感染症を併せ持つなら、百日咳の可能性が高いです。

アレルギーによるもの

咳が止まらない原因の一つにアレルギーがあります。

アレルギーの原因はさまざまですが、スギやヒノキなどの花粉によるものや室内のホコリやダニなどのいわゆるハウスダストと呼ばれるものが原因となっていることが考えられます。
 

他には、犬や猫、鳥などといったペットや食物、薬などもアレルギーの原因の一つかもしれません。
 

特にアレルギーがある人は、咳喘息などになりやすいとされていて、アレルギー反応によって気道に炎症を引き起こしてしまい長引く咳へと繋がってしまいます。

ストレスが原因

ストレス

ストレスが原因の咳の場合、ストレスの元がなくならない限り咳が出続けます。

この場合は何がストレスの原因になってるのかを見極め、解消する方法を探しましょう。
 

ちなみに私は大学生のときにストレスが原因の心因性咳嗽にかかり、大学に入学してから半年~10か月くらい咳が出続けました。

病院に行ったらストレスではないかと言われて、特に思い当たる節はなかったんですが、大学で友達ができないことがストレスになってたのかもしれないと思いました。
 

実際大学にいるときは咳が出るけど家に帰ったら咳が出なかったので完全に大学がストレスになってたようです。
 

ぶっちゃけ私は大学4年間ぼっちだったんですが、最初は友達作りたいのになかなかできないストレスがありました。

1年くらい経って「友達なんていなくていいや」と諦めたあとは咳が止まりました。
 

ストレスが原因の場合は私のように開き直っちゃうのが一番いいかもしれません。

慢性的な病気が原因

次に原因として考えられるのは喘息や肺炎などの慢性的な病気です。

喘息や肺炎、気管支炎などは子供がなりやすい病気ですが、大人でも発症する可能性は十分にあります。

喘息や肺炎が原因の場合は病院に行って適切な治療を受けましょう。

感染症が原因

次に感染症があります。

マイコプラズマ肺炎やクラミジア肺炎などですね。
 

どちらも咳が3~4週間くらい続きます。

その後は止まりますが、マイコプラズマ肺炎は大人がかかると重症化して肺炎などにかかりやすくなるため、早めに病院に行くことをオススメします。

タバコによるもの

タバコ

タバコを吸うことによって肺にダメージを与えています。
 

日常的にタバコを吸うことで、肺胞や気管支に慢性的な炎症を起こりやすい状態をつくっています。

それが原因で長引く咳や呼吸困難などになってしまうと、呼吸器系の病気の疑いが出てきます。
 

また、喫煙習慣がある人が家庭や職場で常に側にいると長引く咳が起こる原因となり、肺がんなどになる確率が高まります。

がんや結核など重大な病気が原因

まれにがんや結核などの重大な病気が長引く咳の原因になってることもあります。

この場合は精密検査をしないとわからないので、消去法で他の原因が考えられず、原因不明の咳が続く場合にもしかしたらということでがんや結核の可能性を疑うことになるでしょう。
 

いずれにせよ、咳の原因がわからない場合は早めに病院に行って診断を受けることが大切です。

咳が止まらないときの対処法

咳が止まらないからといって、市販の咳止めなどで治そうとするのはかえってよくありません。

身体が防御反応を起こしているのに無理に止めようとすると、ますます病状が悪化したり、薬による副作用が出たりすることがあります。

できるだけ早く病院の診察を受けることをおすすめします。
 

それまでの一時的な咳の対処法をご紹介しましょう。

のど飴を舐める

のど飴

市販ののど飴にはのどの痛みや咳などに効果的な成分が含まれています。

また、飴を舐めることで唾液の分泌量が多くなり喉も潤うのでおすすめです。
 

医薬部外品ののど飴なら高い効果が期待できるのでおすすめです。

ただし、糖分の摂り過ぎや量などにも注意したいものです。

コーヒーとはちみつのドリンクを飲む

コーヒー

コーヒーに含まれるカフェインには、気管支を拡張し抗炎症する作用があります。
 

コーヒーを飲むことで喘息の発症リスクが少し下がるという調査結果もありますので、抗炎症作用のあるはちみつと合わせて飲むといいでしょう。

部屋の掃除をする

掃除する

アレルギーが咳の原因である場合は、こまめな部屋の掃除が有効でしょう。

できればマスクを付けて、朝のうちに掃除を済ませてしまうことをおすすめします。
 

掃除機をかけたりするとホコリが舞い上がり、しばらく空気中に留まりますので注意が必要です。

横向きに寝る

横向きに寝る

寝る体勢で、気道の確保がしやすいのは横向きです。

うつ伏せや仰向けの体勢だと気道を圧迫してしまい咳が出やすくなります。

また、上半身の方が少し高くなる寝方もいいでしょう。
 

そうすることで呼吸がしやすくなり、咳が軽減されます。

食べ物に気を付ける

生姜はちみつ

食べ物の中で辛いものや熱すぎるもの、アルコールなどは喉に刺激を与えてしまいますので控えましょう。
 

咳にいい食べ物は、レンコンや生姜、はちみつなどです。

こういったものを積極的に食べましょう。
 

また、水を飲む回数を増やしたり、部屋を加湿したりすることより、喉が乾燥せずしっかり湿った環境を作りましょう。

喉が湿った状態なら、異物を外へ出しやすくなり、咳にも効果的です。

まとめ

咳は長引くととてもつらいし、周りの目も気になります。
 

たかが咳と思わないで、いつもの風邪の咳と違うと感じたら早目に病院で診察を受けましょう。

あまりに咳が長引くと肋骨の骨が疲労骨折してしまう可能性もありますしね。
 

また、咳の診断は医師によって違う場合があります。

私も近所の内科では、「百日咳」といわれましたが、他の病院などでは、「喘息かも?」とか「取り敢えず喘息のお薬を出しておきますね」といった診断ではっきりしないものでした。
 

受診して処方された薬を飲んでも治らないなどの場合は、大きな病院でしっかり検査をしてもらうことをおすすめします。

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