肛門

肛門周囲膿瘍が破裂して痔ろうに!手術による治療で激痛を味わった体験談!


肛門周囲膿瘍は痔の中でも手術が必要になる非常に重い病気です。

肛門に膿が入ったできものができるんですが、これが破裂して血が出て病院に行ったら切開され、痔ろうと言われて急遽手術に。

手術で激痛を味わった体験を語ります。

わたしが肛門周囲膿瘍になった原因

個人的な事なのですが、私は同性愛者で、アナルを使用した性行為を行う事がしばしばあったんです。

だから痔に関しては一通り経験済みだったのですが、肛門周囲膿瘍は初めてでした。
 

原因としてはアナルセックスを行った事が原因なのでしょうが、結局具体的な理由はわからないままで、恐らくですが痔瘻といって肛門から膿が溜まるトンネルのようなものが出来上がり、そのトンネルを通して膿が臀部の表面に溜まり、肛門周囲膿瘍になったのだと思われます。

肛門周囲膿瘍の症状や困ったエピソード

自覚症状としては、まず臀部の肛門の周りにしこりが出来ます。

しこりと言えば響きはいいですが、何だからごく嫌な感じです。

しこりがある時点では全く痛みが無く、むしろ痔の方が激痛だったなと思いました。
 

人差し指1本分くらいのしこりでしたので、普通なら病院に行くでしょうが、恥ずかしさと痛みが無い事でかなりの期間放置をしていました。

もりろんしこりはすくくと成長していきました。
 

そんな私が結局病院に足を運んでしまった理由があります。

深夜、何だか湿り気で目を覚ましたんです。
 

まさか漏らした?と思い、部屋の電気を付けて叫びそうになりました。

パジャマもそうですが布団やあたり一面血の海だったのです。
 

まさか・・・と思いかなり怖かったのですが、しこりを触ったのですが、小さくなっているというか、なんかふやけているようでその後はもう触れませんでした。

急遽救急病院に行ったのですが、全く痛くなかった臀部が、車の振動だけで激痛です。

その後の治療が恐怖でした。

肛門周囲膿瘍の治療方法として行ったこと

まず上記に書いた救急病院で行った処置を紹介します。
 

結論から言うとそこの病院では治療がしきれなくて、何というか応急処置をされたんです。

血を拭われている時点で激痛なので出来れば麻酔を・・・とこちらからお願いしました。
 

先生曰く、メスで幹部を切り貯まっている膿を掻き出す的なことを言っていました。

メスとか掻き出すとか恐怖しか感じない単語を並べられ思わず体が震えてしまいました。
 

「大丈夫ですよ~、麻酔しますからね~」

よし、麻酔に耐えたら楽になるんだと思い、麻酔の痛みは堪え、いざ処置へ。
 

「ギャー!!!」
 

痛みで絶叫したのは人生で初めてでした。

痛すぎて気を失いそうでした。
 

どうやら麻酔は表面にしか聞いておらず、中の方は無防備だったようです。

「麻酔しますね~」切開された中の方に麻酔されました。
 

「ギャー!!!」
 

尋常じゃない痛みでした。
 

30分位の処置だったようですが私には数時間にも感じられました。

待合室にいた家族も私の悲鳴を聞いて心配していたようです。
 

後日外来で再受診をして少し大きな病院を紹介されました。

紹介状があって大変話がスムーズだったのですが、先生から一言「あ、今日入院ね」あまりにもさらっと言われて、聞き間違いかと思いました。
 

午前中に受診したのですが、夕方にオペするから、それまで下剤飲み続けるように指示を受けました。

あと麻酔は腰椎麻酔だから大丈夫だよ、と先生はニコニコしていました。
 

入院、オペ、下剤、腰椎麻酔・・・全く頭が整理できないまま大変飲みづらい肌色の液体(下剤)を飲み続けました。

どんなオペをしたかというと、もうトンネルできちゃってるから、そこまでお尻を削ぎ落すようなオペだったと思います。
 

お尻元に戻るんですか?本当にそれで治るんですか?聞きたい言が山ほどありましたが、先生も忙しそうなので、とりあえず大人しく下剤を飲んでいました。
 

もう何もでなくなってげっそりした状態でオペがスタート。

まず腰椎麻酔をします。
 

ケースバイケースらしいですが、自分は座って猫背にしてやったのですが、ここでトラブル。

私の腰椎、全然針が入らないらしいんです。

麻酔の時点で脂汗でした。
 

覚醒した状態でのオペで希望があれば眠らせると言われたので、お願いしましたが何故か却下されました。

一時間ほどのオペで肉の焼ける音やいろんな音がして地獄でした。

肛門周囲膿瘍の治療の効果や費用について

症状はどれくらい改善したか?

術後はすぐ退院できますが、しばらくの間激痛と闘わなければなりません。

座薬必須で肛門の形はすぐは元に戻りません。

肛門周囲膿瘍の治療にかかった日数

どの時点で完治か判断が難しいですが、とりあえずオペすれば後はそこが直るのを待つだけです。

私は3か月ほどでした。

肛門周囲膿瘍の治療にかかった費用

私は障害者手帳もありましたが、入院、通院込みで自己負担3万円くらいでした。

肛門周囲膿瘍に悩んでる人へのアドバイス!

肛門になんかしこりがある方、また痛みや鈍痛がある時は肛門周囲膿瘍を疑い、早めの受診をお勧めします。

放置すると私のように忘れられないような恐怖を体験することになります。
 

そしてこれは男性の方にアドバイスなのですが、患部の状態にもよりますが、少なからず切開は行います。

出血もするのでパンツが汚れてしまいます。
 

そこで必要になるのがナプキンです。

必要なものなので堂々と買いましょう。

羽根つきの夜用がお勧めです。
 

あとかなり蒸れて汗疹が出来る場合がるので通気性も意識しましょう。

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