内臓疾患

白い便が出たと思ったら劇症肝炎で死ぬとこだった!?ICUで緊急手術した体験談!


劇症肝炎は肝臓機能が急激に低下し、意識障害なども起こり、すぐに治療を行わないと死の危険もある病気です。

その日、体調が悪かった私はトイレで白い便を目撃していました。

そこから倒れて病院に行ったら緊急入院、緊急手術で危うく死ぬところでした。

そのときの体験を語ります。

わたしが劇症肝炎になった原因

直接のきっかけはA型肝炎とB型肝炎の発症でした。

C型肝炎も持っていたようですが、その時は関係なかったようです。
 

A型肝炎が悪化した原因は完全にアルコールです。

当時20代前半だったのですが、ストレスから一人で浴びるほど酒を飲んでいました。

一日焼酎一本は確実に飲んでいましたね。
 

B型肝炎に関しては間違いなく性交渉から感染したはずです。

今思えば体がだるい日が多かったのですが、明確に肝臓が原因だと断定できずに放置した結果がこれです。

劇症肝炎の症状や困ったエピソード

当時私は派遣社員で携帯電話の販売をしていました。

普段派遣されているお店もあるのですが、他の店舗でそうしても必要なお店あるということで、スポット対応というのですが、以前からその日はそこに行くことが決まっていたのです。

しかし、その日は朝から体調が悪かったんです風邪とは少し違うような、でも明らかに体が異常反応を示している事だけは確信していました。
 

派遣会社に相談して当日欠勤をお願いしたのですが、もちろんそんな事が通るはずもなく、あえなく却下。

どうしてもダメなら出勤してから早退しろとまで言われました。
 

しかし出勤したら、仕事はしますよね。

自分も気合で何とか乗り切ろうとしたのですが、ふとした瞬間に眩暈を起こしてしまい、膝から崩れ落ちてしまいました。
 

それを見た現場の上司の判断で急遽早退し、馴染みの大学病院に数日分の風邪薬を貰いに行こうとしましたが、速攻で緊急入院でした。

今でもアルコールを飲むと数値が上がりやすくて好きですが他の方のように飲むことは出来ません。

劇症肝炎の治療方法として行ったこと

病院に行った当日の事を若干補足させて頂きます。

こんな反応が出たら肝炎を疑え!的な話です。
 

意識が朦朧としていて記憶もあいまいなのですが、現場でお手洗いに行ったんです。

大きい方です。
 

流そうと思い振り返り驚きました。

何と出てきたものが白いんです。
 

真っ白。

何故かカタツムリを思い出し、何か白いものを食べたか思う出だそうとする位混乱しました。
 

しかし、今のは見なかったことにして仕事を続けました。

数時間後、またお腹が・・・仕方なくトイレに入りました。
 

やはり白いんです。

さすがに二回目は恐怖でした。

しかも当時はスマホなんて無い時代なので調べることが出来ず、謎を抱えたまま仕事を続けたのですが、結局早退することになったんです。
 

帰り際同僚に顔が黄色いよと言われたので、ちょっと肝臓は疑っていました。

病院のトイレでも確認しましたが目は既に完全に黄色で顔や手も誰が見ても黄色い状態でした。
 

そんな状態で診察室に入れば、先生は肝臓を疑いますよね。

速効で採血検査をされ、30分ほど診察室で待たされました。
 

退屈だな~と椅子で遊んでいたら先生が血相を変えて飛び込んできたんです。
 

「今からそこを一歩も動くな。すぐ入院だ」
 

とりあえず肝臓が悪い説明は受けて、入院の事も理解はして、でもスーツだし、着替えを取りに帰ろうとしたが、「絶対ダメだ!誰か車いす!」かなり重病人扱いされて、それでも客観的に今の状況を見ている自分がいました。
 

入院も大分経験した私ですが、案内されたのはなんとICU。

訳が分からず混乱しました。
 

結局私は劇症肝炎で正常値が100以下の肝臓の数値が5000を越えており、いつ様態が急変してもおかしなかったそうです。

今は医学も進歩していますが肝臓に直接効く薬というのは当時は無く、とりあえずカロリーを取らない事と全く動かない事が唯一の治療でした。
 

楽そうに思える治療ですが全く味が無い食事を食べ続ける事、ベッドの上から動けず、お手洗いも簡易式も物をベッド横に併設されるのは環境的にかなり苦しかったです。

3か月ほど入院して毎日採血と点滴をされました。
 

元々血管が注射しにくい血管なので刺すところがどんどん無くなり、脚とか普段取らないような場所から採血したりもしましたね。

体調自体は死ぬほど苦しいわけでは無かったのですが、入院生活はかなりしんどかったです。

劇症肝炎の治療の効果や費用について

症状はどれくらい改善したか?

退院の目安は数値が正常値になる事でした。

体的にとりわけ変化は無かったのですが、少しづつご飯に味が付き始めた時は感動しました。

劇症肝炎の治療にかかった日数

退院後もウイルスは残っており、基本飲酒は禁止されていました。

ウイルスが検出されないの状態になるまでは半年ほどかかりました。

劇症肝炎の治療にかかった費用

私はHIV患者で病院側で手当てがありましたが、通常通りだと3割負担で7万円位です。

劇症肝炎に悩んでる人へのアドバイス!

まずB型肝炎では、これは立派なSTD(性感染症)でコンドームの使用等で容易に防ぐことが出来ます。

感染したら必ず悪化するものでもありませんが、他の病気への影響力もあるので気を付けなければいけません。
 

A型肝炎は飲酒や食生活が起因する病です。
 

私のようなたちの方は論外ですが、それでもお酒が好きな方は頑張って数日お酒を断つ努力をしてみて下さい。

お酒を断つことで良質な睡眠を取ることが出来、生活自体も効率的に変化します。
 

酔って一瞬の快楽を得るために体を壊すか、他の事で同等の生きがいを見つけるか、よく考えてみて下さい。

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