脳・神経

甲状腺機能亢進症の症状や困ること。投薬による治療体験談!


甲状腺機能亢進症は甲状腺ホルモンの分泌量が過剰になる病気で体にも精神にも症状があります。

ホルモン以上なので正確が変わってしまうこともあります。

そんな恐ろしい病気、甲状腺機能亢進症にかかってしまい、投薬治療をしている体験を語ります。

わたしが甲状腺機能亢進症になった原因

原因は医学的に未だ解明されていませんが、私の場合、元々の痩せ過ぎ、ストレスの溜め込みやすさ、虚弱体質、1日20時間労働を毎日数年続けた結果かと自負しています。

その間エナジードリンクを飲みカロリー重視の食事を摂っていたのも影響が無かったとは思えません。
 

しかし、医学的に解明されていないだけあってきっかけは人それぞれですし、私と同じ様な生活を送っても病気にならなかった人も現に居ますので専門家の研究を待つばかりです。

甲状腺機能亢進症の症状や困ったエピソード

甲状腺機能亢進症の症状はとにかくつらかったです。
 

膝が震え、歩いていればいいのですが直立というものが落ち着いて出来ませんでした。

また、大して暑くも無いのに異常な発汗と身体の消耗で夏場は起き上がれない事もありました。
 

併発の甲状腺周期性四肢麻痺でなにかをつかむ事さえ出来ない事も少なくありません。

病院も限られているため、通うのが本当に大変でした。
 

肌が黒くなるのも、美白に力を入れていた私としては本当に苦痛で、毎日鏡を見るのが憂鬱です。

症状の程度なのか私の場合は食欲が過剰になる事も無く、体重の大きな変化はありませんが、食べなくても痩せる……という事も、目に見えてありません。
 

血中ホルモン値で治療法が決まるので安定するまでの通院も、病院数が少ないためいつも混んでいて苦痛でした。
 

それなりに多い病気ではありますがきちんと治療をすれば健常者と同じような生活を送れるため手当てなども貰えず、理解者もまだまだ少ないので周りに頼れる人がいないときは救急車を呼ぶ事も少なくありませんでした。

道端でしゃがみ込み休憩していただけですぐ治まることでも周囲から見れば救急車案件とされ通報される事も多くありました。

甲状腺機能亢進症の治療方法として行ったこと

医者判断により投薬治療のみ続けています。

他、暑い時は首筋に冷却シートを貼る、なるべく薄着で居る、水を持ち歩く、すぐに冷却治療をする事は常にしています。
 

病状が進めば、あるいは数値がそこに至れば放射線治療や甲状腺摘出手術を受ける事が出来るので、投薬治療のみはある意味一番つらい時期なのかも知れません。

冬でも暑いので暖房費は掛かりませんがその分夏は冷房費が異常に掛かります。
 

日常生活でも、筋力低下の影響で周りに協力してもらいながら生活しています。

一日の勤労も6時間に収め、週休は最低でも2日取り、しっかりと心身を休める事、気晴らしをする事など、意識的に行っております。
 

先に書いた冷却シートは重宝していて、常にカバンに入れています。

趣味がライブ参加なので一度のライブでは二枚から三枚、首筋を冷やすのに使っています。
 

それ以外でも真夏の外出や寝苦しい時などは必ず貼って冷却治療としています。

必然的に薄着がいいので、冷房などで寒くなった時用にカバンには羽織を持ち歩いています。
 

春や秋など着るものに困る季節は人一倍苦労しますが、冬は思い切りおしゃれを楽しめるというメリットもあるのです。

消耗が激しいので、冷却治療と含め水や飲み物の持ち歩きは必須です。
 

真夏ならただでさえ暑いのに人より何倍も暑さを感じ消耗してしまいますので、5分歩いただけで500mlのペットボトルが無くなるなんて事も多々あります。

飲む機会と量が多いため、水筒ではなく買うようにしています。
 

冷たいものなら水分補給と同時に冷却治療にも役立つので頬や首に当てる事も出来ます。
 

自分に出来る事はたくさんありますが、それは人から見ると甘えている、だらけていると思われる事が度々あります。

しかし苦しいのは自分なのでそこはしっかりと、出来る事を続けるようにしていたら少しですが体調が安定してきています。
 

ストレスなどはどんな病気にも悪影響なので溜めない事も意識して生活しています。

甲状腺機能亢進症の治療の効果や費用について

症状はどれくらい改善したか?

病院で処方された薬はホルモンを抑えてくれるので当たり前ですが、意識的に身体を冷やす事で体温を通常に下げることが出来ます。

くしゃみも咳きも無くても40度近くまで身体が熱くなるのは身体が動かなくなるので、第一に冷却治療をしています。

甲状腺機能亢進症の治療にかかった日数

発覚から2年程経過しますが、現在も治療中です。

甲状腺機能亢進症の治療にかかった費用

現在も治療中ですが、病院までの交通費も含め二年で50万円はかかっています。

甲状腺機能亢進症に悩んでる人へのアドバイス!

甲状腺機能亢進症及び低下症、それに伴う甲状腺周期性四肢麻痺は患者数が多い割に全然浸透しておらず苦労する機会も多いですが、自分で出来る対処法も多いのでそれを実行して気長に治療を続けていれば、長い治療ですがあまり苦ではなくなります。
 

慣れれば上記の対処法もすべて自然に出来るのでおすすめです。

病院に行くよりはお金もかからないので安心してください。
 

在宅時の冷却治療は氷まくらもおすすめです。

ドライアイスは低温火傷の危険性がありますので取り扱いには十分ご注意下さいね。

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