頭痛・めまい

止まらない強烈な頭痛「群発頭痛」の症状と止める方法を実体験から語ります。


群発頭痛はあらゆる頭痛の中でももっとも強烈な痛みを特徴とする頭痛です。

目の多くがぐりぐりするような頭痛が何時間も続きます。

そんな群発頭痛ですが、治療法もなく、対症療法しかありません。

経験から得た群発頭痛の発作を止める方法をお伝えします。

わたしが群発頭痛になった原因

私は中学生の時頭がいたいなぁと思っていて、季節の変わり目とかに特に痛くて、1ヶ月くらい続いて、おかしいなと思っていました。

高校生になり、授業中に痛くなり、授業が聞けなくなるほどになりました。
 

主に頭の右側で、右目からは涙が出て、右の鼻の穴からは鼻水が出てきます。

頭の右側が痛いのですが、右目の奥をグリグリやられるような激しい痛みです。
 

考えられる原因は、私の場合遺伝だと思います。

父親が群発頭痛だったので。

群発頭痛の症状や困ったエピソード

群発頭痛のピーク時の痛みは、人間の生きている中で三大痛に入ります。

目の奥をグリグリやられる感じで、じっとしていることは出来ません。
 

暴れまわったら、頭を叩いたり、髪を引っ張ったり、頭を冷やしたり、さまざまな方法で痛みが過ぎるのを待ちます。
 

現在では特効薬として、鼻から入れる点鼻薬、自分で打つ注射などがあります。
 

点鼻薬と注射については、痛みが出てからでは効果は70パーセント減少してしまいます。

痛くなるかな?くらいの時に打たなければなりません。
 

北海道では頭痛外来がある完全予約制の病院に通っています。

頭痛の周期は大体1年に1回2ヶ月間の群発期があります。
 

この時期は、食べ物や、飲み物の制限がありかなりのストレスがあります。

例えば、チョコレート、アルコールとさまざまなものが群発頭痛を誘発すると言われています。
 

アルコールは、なんと30分以内に必ず群発頭痛に襲われます。

仕事していても群発頭痛はやってきますので大変です。

群発頭痛の治療方法として行ったこと

治療法ありませんが、群発頭痛がきた時には必ず特効薬と薬の併用です。
 

薬は、さまざまでその人にあったものがいいと思います。

私は、ステロイドとワソラン、これに点鼻薬で乗り切ります。
 

私は頭を冷やすのが効果的なので、群発の時は常に、保冷剤をクーラーボックスに入れて持ち歩きます。

保冷剤で頭を冷やしながら、痛みが無くなるのを待ちます。
 

早く点鼻薬がきけば15分足らずで収まりますが、タイミングを逃すと大変なことになります。

どんなに忙しくても手を止めて、薬を、打たなければなりません。
 

少しでも遅れると、長ければ6時間もの激しい頭痛に襲われますので、どんなことがあっても、点鼻が優先になります。
 

発作の時の注意は、人それぞれですが主に、光と音、にとても敏感になります。

光に関しては、太陽を見ると目の奥が痛くなります。
 

その1000倍の痛みが頭痛として襲ってきますので、真っ暗な部屋じゃ無いと痛みが増します。
 

音についても同じで、小さな音でも敏感になってますので、頭に響くのです。

真っ暗で静かな環境を作るのは大変です。
 

発作は、いつからかわかりませんので、決まった時間に来る人もいます。

朝方5時に必ず、ですとか夕方5時に必ずと言った人もいます。
 

群発頭痛の多くは謎に包まれています。

解明されていませんので、治療法といったものがありません。

自分で痛みをどのようにすれば軽減できるか、探り探り探すしか無いのです。
 

この群発頭痛の人口は、少なく、知らない人がほとんどです。

なので知らない人からすれば、頭痛くらいで仕事休むとか、頭痛くらいで学校休むとか、簡単に言われてしまいます。
 

多くの人にこの群発頭痛を知ってもらって、多くのひとに理解してもらいたいと群発頭痛患者は、常に思っています。

群発頭痛を研究している研究者もいますが、この発達した時代ですが、解明されていません。

難病指定もされていません。
 

群発頭痛患者は、ただ特効薬との進化を期待して待っているしか無いのです。

群発頭痛の治療の効果や費用について

症状はどれくらい改善したか?

頭痛の軽減にはなりますが、病気自体が良くなることはありません。

群発頭痛の治療にかかった日数

毎年約、60日

群発頭痛の治療にかかった費用

60日で50,000円くらいです。

群発頭痛に悩んでる人へのアドバイス!

群発頭痛で苦しんでいる人は沢山います。

まずは自分にあった薬を探して、それから自分にあった軽減方法を見つけることが大切です。

同じ苦しみを味わっている人の話を聞いて、軽減方法を試してみるのも大切です。
 

60歳くらいまで続くと言われています。

長年つきあっていかなくてはなりません。
 

治ることはほとんどないようなので、いかに軽減できるかが重要だと思います。

群発頭痛で苦しんでいる仲間の皆さん、頑張りましょう。

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