明日は朝から健康診断!
前日の飲酒は、もちろんしないほうがいいし、食事も軽めの方がいいのはわかっているけど・・・。
うっかり忘れてしまっていたり、覚えていても断れない飲み会が入ったりして、飲酒をすることもあると思います。
そんな時は、前日の21時頃までに、食事と飲酒を終えるようにしましょう。
もちろん、アルコールは飲まないにこしたことはないのですが。
「飲酒をするなら、何時までならセーフ?」
「飲むと結果にどう影響するの?」
今回は、健康診断の前日の飲酒について、上手な飲み方や結果への影響について書いていきます。
健康診断の前日の飲酒は何時までならセーフ?
健康診断の前日の飲酒は控えたほうがいいけど、もし飲むなら何時までならセーフでしょうか?
これは、何時までというより、何時間前と考えたほうがよさそうです。
飲酒の量や体重、アルコール分解能力による個人差はありますが、一般的に10時間前、できれば12時間前には食事と飲酒を終えるようにしましょう。
朝、8時~9時に健康診断が始まることを考えると、前日の20時、遅くとも21時には食事と飲酒を終えるようにするといいですね。
飲み会の席では、21時に解散とはなかなかならないかもしれません。
21時を過ぎたら、さりげなくお茶に変えるなどして乗り切りましょう。
健康診断の前日の飲酒はなぜいけないのか?
健康診断の前日の飲酒は、夜21時までと書きましたが、そもそも、健康診断の前日の飲酒は、なぜいけないのでしょうか?
アルコールを摂取することで、血液中のアルコール濃度が上昇します。
上昇したアルコール濃度がもとに戻るまでには、数時間から、人によっては半日ほどかかります。
そうすると、朝から行われる健康診断で、正しい数値がでない場合があります。
ですから、前日の飲酒は遅くまで大量に飲まずに、21時ころまでに、控えめにほどほどがいいのです。
飲んでしまった場合、健康診断の結果はどうなるか?
それでは、飲んでしまった場合、健康診断の結果にはどう影響するのでしょうか?
アルコールの摂取が悪い影響を及ぼす場合があるのは、血液検査と尿検査です。
どちらも、健康のバロメーターとなるものですね。
その中でも、特に影響を与える可能性があるのは肝機能、中性脂肪、尿酸、血糖です。
普段から、数値が気になるところばかりではないでしょうか。
アルコールは、ほとんど肝臓で分解されるために、お酒を飲んでしまった場合、血液検査の中の、特にγ-GTP(ガンマ・ジーティーピー)の数値に影響があらわれます。
また、アルコールが十分に分解されていないと、中性脂肪の数値も高くなります。
さらに注意が必要なのは尿酸値です。
アルコールを分解する時に、尿酸が作られるので、遅い時間まで飲酒をしていると、数値が高く出る可能性があります。
尿酸のもととなるプリン体は、ビールに多く含まれているので、健康診断の前日に飲酒をする場合には、ビールは控えたほうが無難そうです。
その他に、尿検査ではタンパクがでる可能性もあります。
普段から腎臓に問題がなければ、気にするような数値にはならないと思いますが、再検査になる可能性はあります。
飲んでしまった時の対処法
忘れてしまっていた場合や、断れない飲み会で、遅くまで飲酒をしてしまった時に、少しでも正常な数値に戻すための対処法として、1番手軽にできるのは水を飲むことです。
アルコールを分解するためには、水分が必要なので、飲酒の前、飲酒のあと、可能ならアルコールを飲んでいる間にも、意識的に多めの水を摂取するようにしましょう。
トマトジュースや炭酸水も、早くアルコールを分解する手助けをしてくれます。
スポーツドリンクは、水分補給には優れていますが、身体への吸収もよくなるために、酔いが回りやすくなるので、飲むタイミングには注意が必要です。
飲酒の前後に、アルコールの分解を助けるドリンクやサプリメントを摂るのもひとつの対処法ですね。
普段通りに、飲み食いするのではなく、少し意識して、アルコールは少なめに、おつまみも控えめにできると、なおいいのではないでしょうか。
まとめ
健康診断は、自分の健康状態を知るためのものです。
本来ならば、普段通りの生活をして、ありのままの数値をだしてもらう方がいいのでしょう。
ですが私の場合は、再検査になったら面倒だということと、多少の見栄もあってか、健康診断の1か月前ぐらいから、飲酒の回数と量を減らします。
また、通勤の時に駅まで歩いたり、少し運動したりして、無駄な抵抗を試みます!
そのうえ困ったことに、「健康診断の前日は、20時以降の食事と飲酒を控えてください」といわれると、余計にお腹が空いてくる気がするし、お酒も飲みたくなってしまいます。
健康診断は半日ほどで終わるので、その日のうちに、食事も飲酒もできるわけですが・・・。
根が食いしん坊なのでしょうね。
気の合う仲間との飲み会や、おいしいおつまみでの晩酌は楽しいものです。
ですが、健康診断の前日は、せめてビールや日本酒は避け、焼酎やウイスキーといった蒸留酒を選び、アルコールの量も控えめにしましょう。
そして、早めに切り上げて、水をたくさん飲み、少しでも早く、正常な数値に戻せるように努力しましょう。
健康診断を無事に終えて、長く楽しく、アルコールライフを楽しめるようにしたいですね。
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