突発性難聴は医学的にはハッキリとした原因は不明らしいですが、考えられる1番の原因はストレスらしいです。
私がこの突発性難聴になったのは22歳の時です。
友達の大学の文化祭に誘われて学園祭ライブに参加したときです。
学園祭なので会場はオールスタンディングでセンター左よりの前から3列目位でした。
斜め前には大きなスピーカーがありました。
大学の講堂ということで音響設備もあまり良くはなかったと思います。
その環境が私にとってはストレスになっていたのかもしれません。
Contents
突発性難聴の症状
ライブに参加していたときは全く症状に気がつきませんでした。
ライブが終わって外に出たときに、違和感を感じました。
一緒にいた友達の声がほとんど聞こえません。
まるで、水中のなかにでもいるような感じでまともに会話が出来ませんでした。
その時は音響設備もあまり良くなかったしちょっと耳がおかしくなったのかな?ぐらいにしか思っていませんでした。
そのうち元に戻るだろうと軽く考えていました。
右も左もほぼ聞こえない状態で家に帰ったのですが、それ以外は特に症状もなく、きっと疲れてるんだろうと思い早めに寝ました。
一晩寝たら治るだろうと思っていました。
今までは大概、どんな症状でも寝たら治っていたのでこの時も深くは考えていませんでした。
翌日、いつも通りに起きたのですが、全く治っていませんでした。
ちょっとこの時は焦りました。
当時、大学病院で働いていたので、とりあえず仕事に向かい、空いている時間に診察してもらおうと出勤しました。
突発性難聴の治療方法として行ったこと
勤務中に診察に呼ばれ、診察をしてもらうと突発性難聴とメニエール病だと診断されました。
すぐに入院してくださいとの事でした。
どんだけ早くに治療を開始するかが大事だそうです。
遅れれば遅れるほど治りが悪くなるそうです。
すぐに家族に連絡をして入院しました。
突発性難聴の治療方法は点滴のみです。
それ以外にはないそうです。
特にメニエール病は難病疾患にも指定されていて治療方法が確立していない病気の1つです。
毎日、朝に点滴を2本、2週間続けました。
それ以外は何もなく、食事制限もありません。
耳がまともに聞こえない以外は特に症状もなく、体はいつも通り動かすことが出来るので、お風呂にも毎日入ることも出来ます。
タバコもOKなので特に不自由な事はありませんでした。
治療を開始して二日目ぐらいには、水中にいるようなこもった感じはなくなりました。
しかし、会話は相変わらず聞き取りにくい状況でした。
治療開始後、一週間後に一度聴力検査をしました。
片方の耳づつ、ヘッドフォンみたいのを耳に当てて聞こえたらボタンを押すと言う検査です。
高音から低音まで何パターンかの音を検査してくれます。
点滴を始めて一週間後ではまだ聞こえる音は三種類位でした。
そんな状況だったのでもう一週間、点滴を続けることになりました。
最初の一週間と同じく朝に点滴を2本続けました。
入院したときよりはだいぶ、聞こえは良くなりました。
しかし、両方の耳に三種類以上の耳鳴りは残ったままです。
こもったような感じは全くなくなりましたが、通常の会話は聞き取りにくいままでした。
もう一週間、点滴を続けたらもっと良くなるのではと思い先生に聞いたところ、この病気の場合は治療は2週間までだと言われました。
これ以上治療を続けても改善することはないそうです。
退院する前にもう一度聴力の検査をしました。
以前の検査よりは聞こえは良くなっていましたが、完治したとはとても言えない状況でしたが、これ以上何も出来ないということで治療を終え、退院しました。
突発性難聴の治療の効果や費用について
症状はどれくらい改善したか?
最初の二日で水中にいるようなこもった感じはなくなりました。
一週間後にはまともに聞こえる会話は若干ですが出てきました。
突発性難聴の治療にかかった日数
2週間
突発性難聴の治療にかかった費用
2週間の入院で約30万円位。
突発性難聴に悩んでる人へのアドバイス!
この突発性難聴はすぐに治療を開始するかでその後の症状にかなり差が出ます。
なので、少しでも異常を感じたらすぐに病院に行ってほしいです。
一晩寝たら治るだろうととか思わないでおかしかったら夜中でも病院に行くことをお勧めします。
現在も耳鳴りは残ったままです。
日常の会話にも支障をきたします。
聞き取れずに何度も聞き返す事がしょっちゅうで家族にでさえもちょっと嫌な顔をされたりします。
年がたつにつれさらに症状が悪化するので定期的に病院に行って診察をしてもらってください。
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