手足

関節リウマチの症状と治療方法は?リウマチ薬と免疫抑制剤での治療体験!


関節リウマチは免疫異常により手足の関節が痛んだり麻痺したように動かなくなったりする病気です。

難病であり、完治することは難しい病気ですが早めに治療すれば寛解(症状がない状態)することはできます。

そんな関節リウマチにかかってしまい、リウマチ薬と免疫抑制剤で寛解するまで治療した体験を語ります。

わたしが関節リウマチになった原因

関節リウマチは、遺伝性も認められるため、血縁者に患者がいなければその原因は不明でストレスによるもの、とされている場合が多いです。

男性よりも、新婚女性や出産後の女性、更年期の女性に多いことから、ホルモンバランスの変化やストレスから起きやすくなっていると考えられていますが、未だに未知の部分が多く、治療法として根本から完治させる薬がありません。
 

私の場合は血縁者に患者がなく、更年期に発症したことから、長年の体の冷えやストレスとホルモンの変化がきっかけとなったと思いますが、関節リウマチ発症前に胆石症で胆嚢摘出手術を受けていたこともあり、原因は一つ二つではないように思えます。

関節リウマチの症状や困ったエピソード

私の場合、関節リウマチの始まりは、突き指や軽い四十肩位の症状ではじまったため自覚に乏しいのですが、人によってはある日突然明け方に目が覚めたら動けなかった、ということから始まるそうです。

確かにその通りで、発症のピーク時はまさにそのような感じです。
 

腱鞘炎かな?が、だんだん酷くなり、骨肉腫だったらどうしようという感じになってきます。

そしてある早朝目が覚めると、首から肩にかけて全く動かせなくて痛い!ということになりました。
 

救急車を呼ぶほどではありませんが、バスや徒歩では無理、仮にタクシーで行っても待合室で待つのが辛いのが予測され、症状が落ち着くまで待ってしまったほどです。
 

ちなみに関節リウマチが発症したのは、梅雨入り少し前くらいの時期なのですが、治療を初めて症状が軽減しても、毎年この時期になると突然悪化と言うより痛くなって動かなくなります。
 

現在薬を飲んでいるため、数日で極端な痛みは治まりますが、片腕が思うように使えなかったり首を強く寝くじいた感じとなるため、日常生活にやや支障が起きます。

前線や気圧配置と関係している気象病のようです

関節リウマチの治療方法として行ったこと

最初の治療は、2種類の抗リウマチ薬からはじめました。
 

薬が効いてくるまでに2か月かかり、その間はもう治らないのではないかと不安になるほどでしたが、やがて効いてくると自分が関節リウマチであることを忘れるくらい症状が落ち着き寛解しました。

腕と肩と胴体がくっついて上がらなくなっていた腕も上がるようになり、小走りもできるようになりました。
 

もう、薬飲むのやめる?と聞かれるまでになっていましたが、多忙につき残念ながら数年後に再発してしまいました。
 

体に感じる感覚は、もう一度発症し直しているような感じで、一度起きた体の変化をもう一度はじめからおさらいしているかのようです。

痒みや帯状疱疹が出たことから、抗リウマチ薬をやめ、気乗りしませんでしたが免疫抑制剤を使用することにしました。
 

関節リウマチは免疫異常から起きる病気のため、その原因となっている免疫力を押さえることで、症状の軽減にめざましい効果があるのです。
 

免疫抑制剤は、癌に使用されるものと同じで100倍に薄めた薬です。

それなりの副作用があるため、できれば飲みたくなかったのですが、効き目は早い薬です。
 

免疫抑制剤を飲み始めて1か月もすると、もうだめだ…と思っていた症状が軽減され、数か月後には落ち着いてきます。

しかしリウマチの症状が重かったり、体が薬に慣れてしまうと効き目を失くしてしまうため、量を徐々に増やしていくことになります。
 

最初の頃は特に、このような人工的で強い薬にのみ頼っていることが怖く思えましたが、効き目はビシッとあります。

ただし尿の出が悪くなったりするなど副作用がありむくみやすくなるため、利尿効果の高い民間薬である薬草茶やハーブティーを飲むようにしていました。
 

だんだん薬を飲む生活に慣れてくると、あれほど怖がっていた薬が何とも思わなくなり、ハーブティーも薬草茶も飲み忘れがちになりましたが、やはりむくんでいることに気が付き忘れず日々のお茶としています。

関節リウマチの治療の効果や費用について

症状はどれくらい改善したか?

関節リウマチには、完治がありませんが、症状の進行を止め安定した状態の「寛解」があります。

抗リウマチ薬で一度寛解していますが、現在再び再発中で、その勢いを押さえるべくお薬を変え増量中です。

関節リウマチの治療にかかった日数

抗リウマチ薬は、飲み始めてから2か月くらいで効き始め、1年半後には寛解に近い効果がみられました。

免疫抑制剤は、飲み始めから1か月で効き始め、数か月で症状が落ち着きました。

関節リウマチの治療にかかった費用

安定するまでや薬を変えた時は1か月に1回受診・血液検査、安定すれば2~3か月に1回受診です。

受診料:血液検査込み3,500円くらい
薬代:2か月分1,500円~6,000円(薬の種類による)

関節リウマチに悩んでる人へのアドバイス!

関節リウマチは専門医が少なく病院が混雑しているため、なかなか受診の際時間がなく相談が難しいので、同じ病気で悩む方のブログをいくつか読んで参考にしています。

知識豊富な方や、リウマチ歴の長い方のお話など、病歴の浅い人には豊富な情報源になります。
 

ただし薬の飲み方(飲む順番など)については、処方される医師によって考え方が違うため、かかりつけ医のやり方に従って飲んだ方が良いです。

私的には、むくみ防止のハーブティーや野草茶(スーパーやドラッグストアで買えるレベル)が体に良かったと思っています。

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