ジベル薔薇色粃糠(ジベルばらいろひこうしん)は異様な名前ですが、皮膚にバラ色の斑点ができる病気です。
1~2か月で自然治癒する病気ですが結婚式を控えてた私はすぐに治す必要がありました。
そこで病院に行き、早く治すことに成功しました。
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わたしがジベル薔薇色粃糠になった原因
当時仕事が忙しく、帰るのは毎日日付を超えてからでした。
ただ通勤距離がかなり短く、家事も手抜きしていたので、身体的に寝不足になったり疲れが溜まったりすることはあまりありませんでした。
しかし人事異動がありあまり仕事をしない人が来たせいで、周りは定時で帰るのに自分だけが残業をするという日々となり、精神的なストレスが大きくなりました。
ストレスを抱えると抵抗力の低下などから発症することが多いらしく、かなり我慢した後に受診すると、「ジベル薔薇色粃糠」と診断されました。
ジベル薔薇色粃糠の症状や困ったエピソード
最初は肩の辺りに湿疹があっただけなので、ひどいニキビが汗疹のようなものだと思っていました。
しかし徐々に範囲が広がってきて、お腹一面と背中の上の方にも現れてきました。
かゆみも伴うので、業務中もきつかったです。
接客なのでお客さんの前で体をかくわけにもいかず、冷やしたりして紛らわせました。
季節は夏になりかけの時だったので、長袖から半袖にしたいと思いつつ、周りに見られるのがいやでなかなか衣替えもできませんでした。
しかし7月の終わりに実は結婚式を控えていて、それまでに残っていたらどうしようと不安になってきました。
それまでに治っていたとしても、ドレスの試着のときに見られると、もしかしたら不快な思いをさせてしまうかもしれないと思ったり、ブライダルエステでも断られてしまうかもしれないと思ったりと、病気をきっかけに憂鬱になってしまいました。
結局仕事で一日休みをもらって病院に行きましたが、一目でジベル薔薇色粃糠疹だと診断されました。
ジベル薔薇色粃糠の治療方法として行ったこと
病院を受診すると、湿疹の形を見ただけで診断されました。
聞き覚えのない病気でしたがたまに見られるそうです。
特に治療法があるわけではなく、放っておけば1、2ヶ月で無くなると言われました。
しかしわたしの場合はそれを待っている時間はありませんでした。
日々の仕事に関しては長袖で我慢をすればいいですが、結婚式では楽しみにしていたウエディングドレスを着るのです。
ずっと将来まで湿疹のある写真を残すのは絶対に嫌でした。
加えてその結婚式の準備にも影響が出そうで憂鬱になっていること、さらにかゆみがあることを相談すると、一つ一つ対応してもらえました。
まずかゆみについては、まれにかゆみが出ることもあるので異常なことではないとして、塗り薬を処方してもらいました。
それでも夜も眠れないほど症状がきつい場合は飲み薬も出しますと言われましたが、一度塗り薬で様子を見てみると、かゆみは穏やかにひいていきました。
次の受診日にはそれを伝え、飲み薬は処方してもらいませんでした。
次に湿疹が早くひいてほしい状況であること、さらに憂鬱になってしまっていることについてですが、こちらはなんと心療内科を紹介してもらいました。
本当は精神疾患と言われたようで少し抵抗があったのですが、実はストレスが原因だと言うことがわかり、そちらが近道だと納得しました。
最初は残業が続いていることから、体に負担がかかり、それがストレスとなり抵抗力が落ちたのだと思いました。
おそらくそれも一つの要因ですが、それまでにも同じような状況は何度もあって、その時は何もなかったので、何が違うのかを一緒に考えて見ましょうとのことでした。
そこで状況をもう一度整理しなおし、一緒に考えていく中で、実は自分だけが残業している理不尽さから精神的なストレスを抱えていることが原因だとわかりました。
結婚のタイミングもあり思い切って退職しましたが、それが良かったようですんなり治りました。
結婚式当日も全然跡が残りませんでした。
ジベル薔薇色粃糠の治療の効果や費用について
症状はどれくらい改善したか?
かゆみは塗り薬で良くなりました。肝心の湿疹は「なくならなかったらどうしよう」と思うことがかえってストレスを高め、治りにくくしていたようです。
先生にじっくり話を聞いたもらい、ストレスの原因をさぐりあてたことで、すっかりよくなりました。
ジベル薔薇色粃糠の治療にかかった日数
1ヶ月ぐらいだと思います。
ジベル薔薇色粃糠の治療にかかった費用
皮膚科が二日で2000円程、心療内科は何度か通ったので1万円ちょっとだと思います。
ジベル薔薇色粃糠に悩んでる人へのアドバイス!
まず全身にそれだけの湿疹をみると、我が身ながら気持ち悪い…と思ってしまうかもしれません。
女性なら特に誰にも見られたくないという思いや、何か悪いウイルスなんじゃないかと思ってしまいます。
まずはすぐに皮膚科を受診して、診断してもらうことです。
自然治癒が見込めることなので、殊更に悩む必要はありませんが、わたしのように事情があって早く治したいと思う場合は、思い当たるストレスの元を排除するのが一番です。
自分の体を大切にしてください。
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