手足

足の裏のゴリゴリがなくならない!足つぼマッサージの正しいやり方!

足の裏のゴリゴリ

あなたは足の裏のケアって普段からやっていますか?

先日、かかとのお手入れのときにふと足の裏をさわってみたところ、なにかゴリゴリとした塊のようなものを発見。

そこを揉みほぐそうとすると「あ痛ッ…!」と声が出るくらいの痛みを感じました。
 

この足の裏のゴリゴリ、なかなかなくならないのですが、これの正体っていったい何だと思いますか?

なんとなく悪いものが溜まっているのかなぁと考えていたのですが、気になったので、くわしく調べてみることにしました。
 

対策として足つぼマッサージが効果的ということもわかったので、足つぼマッサージの正しいやり方や注意点もまとめています。

ぜひ参考にしてくださいね。

足の裏のゴリゴリは老廃物?体の不調箇所のサインって本当?

テレビの番組で、足つぼマッサージをされている人が激痛に悶絶するシーンって見たことありませんか?

足の裏には、身体のいろんな場所につながっているツボがあって、身体の悪い場所にあたるツボを押すと痛みがある…とはよく耳にしますよね。
 

足の裏のゴリゴリは、そのツボの部分に溜まった老廃物なんです。

だから、ゴリゴリをピンポイントで押したり揉んだりすると声が出るくらいの痛みを感じるんですね。
 

このゴリゴリは、身体の不調箇所を教えてくれるサインでもあるんです。

東洋医学の考え方ですが、足裏の場所を細かく分け、例えば

足の裏の場所不調な箇所
両足の土踏まず小腸、周りに大腸など
両足のかかと部分左右それぞれの生殖器
右足の外側肝臓
左足の外側心臓
足の指目や鼻

というふうに、身体の各部分が対応しているといわれています。
 

足の裏のゴリゴリができて痛い部分が、身体のどこに対応しているかをみれば、不調がある場所がわかるというわけなんですね。
 

足裏に溜まる老廃物の正体は、乳酸や尿酸です。

乳酸とは、ブドウ糖が分解されるときに作られる物質で、強い運動をしたときなどに多く出るため、疲労物質と呼ばれています。
 

尿酸とは、痛風の原因になることでよく知られていますが、プリン体が分解されたときにできる物質です。
 

乳酸も尿酸も身体に溜まりすぎると良くないので、血液やリンパに乗せてスムーズに排出してあげることが大切なんです。

ところが、足は身体の下の方にあり、心臓からの距離も遠いので、血液やリンパが滞りやすくなり、老廃物も溜まりがちになってしまいます。

足の裏のゴリゴリがなくならない時は足つぼマッサージが効果あり?

足つぼマッサージ

足は第二の心臓といわれるように、よく歩くことで筋肉がポンプの役目をして血流をスムーズにします。

よく歩いて血液やリンパのめぐりをよくすれば、老廃物も流れやすくなるというわけです。
 

同じように、足裏を刺激することで溜まった老廃物の代謝を促すことができます。

足の裏のゴリゴリがなくならない…と気になったら、その部分を刺激する足つぼマッサージが効果的です。
 

足つぼマッサージは、指でもできますが、専用のツボ押し棒を使うとラクにできます。

ゴリゴリを感じる部分に棒を当て、ゆっくりとプッシュしていきます。

ちょうどいいのは「痛気持ちいい」程度で、テレビで専門家がするような痛すぎる押し方は自分でやらないほうがいいです。
 

指や棒を使ってプッシュする方法以外にも、もっと手軽なやり方もあります。
 

青竹や足つぼマットを踏む

青竹踏み

青竹踏みとは、竹を半分に割ったものを踏む方法です。

自分の体重をかけて踏むだけなので簡単ですが、慣れるまではなかなかの痛みがありますので、無理をしないようにしましょう。

バランスを崩さないよう、片足ずつ踏んだり、壁に手をついて踏んだりすることをおすすめします。
 

竹製のものだけでなくプラスチック製のものも市販されていて、凹凸がついているのでさらにいい感じに刺激してくれます。

足踏み用として、石を埋め込んだようなマットも商品化されていますよ。
 

ゴルフボールをころがす

ゴルフボール

足裏でゴルフボールをころがす方法もおすすめです。

バランスを崩さないよう椅子に座るなどして、ゴルフボールを足裏で踏んで体重をかけ、コロコロと動かします。

ゴルフボールがあればテレビを見ながら手軽に行えますよね。
 

足つぼマッサージを効果的に行うための注意点

足つぼマッサージをすることで、滞りがちな血流やリンパの流れがよくなって老廃物が排出されやすくなります。

ほかにも、冷え性やむくみ、足の疲れの解消や、リラックスしてぐっすり眠れるなどのうれしい効果が期待できるんです。
 

ここでは、効果的に足つぼマッサージを行うための注意点をあげますね。
 

食後すぐは控える

足つぼマッサージは毎日時間を決めて習慣にするのをおすすめしますが、食後すぐの満腹時や、逆に空腹時などは身体に負担がかかりますので控えるようにしましょう。
 

体調に合わせ、持病がある人や妊娠中は避ける

足をケガしているときや、発熱しているとき、病気をしている人や妊娠している人は足つぼマッサージを行わないようにしてください。

身体の不調を改善するための足つぼマッサージですが、効果があるだけに身体への影響も大きいと思われますので体調をみながら行うことが大切です。
 

入浴後、足湯のあとがおすすめ

入浴や足湯で血行を良くしてから行うと、マッサージ効果が高まります。
 

足湯は、少し熱めのお湯(42度程度)をバケツなどの容器にため、10分から20分ほど足をつけます。

ポットに熱湯を用意しておき、お湯が冷めてきたら熱湯を足して温度を保つようにします。

このときやけどをしないように注意してくださいね。
 

水分補給をする

マッサージ前、または入浴や足湯の前には忘れずに水分補給をしましょう。

白湯か常温の水をコップいっぱいほどゆっくり飲み、脱水にならないように気をつけます。
 

マッサージの後にも水分補給をすることで、老廃物をすっきりと流し出しましょう。

身体を冷やさないよう、白湯かノンカフェインのハーブティーなどがおすすめです。

まとめ

今回は、足裏のゴリゴリをケアするための足つぼマッサージについてご紹介しました。

ゴリゴリは老廃物の塊なので、マッサージで排出してあげることで、疲れやむくみの解消や体調の改善が期待できます。

青竹踏みやゴルフボールなど手軽な方法もあるので、ぜひ習慣にしたいですね。
 

足の裏で健康状態をはかるには、ゴリゴリの痛みだけでなく、色なども参考になるとか。

足裏を使う健康法は東洋のツボだけでなく、西洋式のリフレクソロジーというものもあり、なかなか奥が深そうです。
 

自分でマッサージするのもいいですが、サロンでの施術も受けてみたいなぁと思いました。

でも、悶絶するような激痛はかんべんしてもらいたいですね。

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