インフルエンザにかかったら、通常会社を休まなければいけません。
でも何日休む必要があるのでしょうか?
会社で働いてる人は休む期間が長いと職場に迷惑をかけてしまいますから、気になるところですね。
と言うわけで今回はインフルエンザにかかった大人が会社を何日休む必要があるのか、また休みの連絡の仕方も合わせて紹介します。
Contents
インフルエンザで会社は何日休む?100人にアンケートで聞いた結果!
実際にインフルエンザにかかった人は会社を何日休んだのか、100人にアンケートを取りました。
その結果を集計したものを紹介します!
- 休みなし・・・3人
- 1日・・・1人
- 2日・・・6人
- 3日・・・11人
- 4日・・・10人
- 5日・・・36人
- 6日・・・4人
- 1週間・・・20人
- 8日・・・3人
- 9日・・・3人
- 2週間・・・1人
5日の人が一番多くて次が1週間。
だいたい3日~1週間の間の人が多いですね。
インフルエンザにかかると高熱が3日くらい続きますが、熱が下がってから会社に行けるまでが2日くらいなので5日の人が多くなるのは当然でしょう。
そこに土日が挟むことで1週間になる人、または症状が長引いて1週間の人に分かれるのだと思います。
ちなみに学校ではインフルエンザを発症した場合、
または解熱後2日
は出席停止と法律で決められています。
しかし会社にはそのような法律はないので特に何日休まなければいけないということは決まってません。
厚生労働省も社会人のインフルエンザには出席停止の明確な基準を設けてないのです。
でも社内規定で決まってるケースもあるので就業規則を確認するか上司に聞きましょう。
会社で特に決まってない場合は、自分の体調で判断するか、医者の指示を仰ぎましょう。
自己判断で決める場合はアンケート結果で一番多い日数である5日~1週間を目安にするか、熱が下がってから2日を目安にするといいでしょう。
休む日数は会社の方針によるところも大きい。
インフルエンザにかかったらほとんどの場合、会社を休めますし、上司に相談すれば休むように指示されます。
「治っても1週間は休め」と一定期間出社を許可してくれない会社もあります。
またまれですが感染症に厳しい会社の場合は医者からの許可や診断書がなければ出社させないケースもあります。
逆にブラック企業などの場合、インフルエンザでも社員を休ませずに「這ってでも来い!」と言われて強制出勤となるケースもあります。
最近は世間からの圧力でブラック企業も少なくなってると思うのでそういうケースはまれですが、重要な仕事を任されてる人とかだとブラック企業じゃなくても休めないケースもあるようです。
また、インフルエンザにかかった場合、学生の場合は法律もあり、基本は5日以上休むべきとされていますが、会社員の場合は、会社からのプレッシャーもあり、5日も休めない人もたくさんいると思います。
3日休んで熱が下がったらすぐに出社する人とか、まだ熱があるけど重要な仕事があるからマスクをして頑張って出勤する人もいるでしょう。
自分の体調に関係なく、会社の重要な仕事のために休むことができないのはつらいですが、会社員は会社に仕事をもらってる以上、なかなか文句は言えないものです。
ただ特にそういった休みにくい環境とかがない会社やホワイト企業の場合は、5日~1週間くらいは普通に休めるでしょう。
インフルエンザで休むときの会社への連絡の仕方!
ではインフルエンザにかかって会社を休む時の連絡方法はどうすればいいのでしょうか?
まずはインフルエンザであることがわかった時点で会社に連絡しましょう。
電話かメールかは会社によりますが、基本は電話で連絡すべきです。
で、伝え方としては「インフルエンザにかかったので1週間くらい休みたいのですが・・・」という感じで何日くらい休むことになりそうかを具体的に伝えましょう。
わからない場合は1週間くらいと伝えておくといいでしょう。
病院で診断を受けた時に医者に「治るのに何日かかりそうか?会社は何日くらい休めばいいのか?」聞いておけば間違いないです。
A型かB型かや、個人の健康状態などで若干治るスピードが異なりますので。
一般的には熱が下がってから2日はインフルエンザウイルスがうつる可能性があるので休むように言われることが多いです。
ちなみに休みの連絡は毎日入れる必要はなく、最初に何日くらい休むかを伝えて、あとは出社できる日が決まったらときに「○日から出社できます」という連絡を入れましょう。
また、有給を使いたいならその旨も伝えておくといいでしょう。
会社が自動的に有給扱いにしてくれる場合もありますが、有給を使うかどうかは社員の選択でもあるので伝えておかないと欠勤扱いにされてしまう可能性があります。
診断書は必要?
病院では
- インフルエンザにかかったことを証明する診断書
- インフルエンザが治ったことを証明する診断書
をそれぞれ書いてもらえます。
ただし、診断書は有料です。
有料の診断書をわざわざもらう必要があるのでしょうか?
これは会社の方針によります。
- 5日以上連続で休む場合はインフルエンザにかかったことを証明する診断書が必要な会社
- インフルエンザにかかった場合は軽度でもインフルエンザが治ったことを証明する診断書が必要な会社
- 正式な診断書は不要だけど病院に行ったことを証明する領収書があればいい会社
など。
ただ緩い会社なら診断書は必要ない、または領収証だけでいい場合が多いでしょう。
インフルエンザにかかったときに何日休むかの規定がなく、自己判断に任せてるような会社だと必要ないケースが多いと思います。
ちなみに診断書の費用は会社持ちか、自己負担かですが、基本は自己負担です。
診断書の料金は病院によって若干違います。
2000円前後が相場で、高いところだと5000円かかる場合もあります。
田舎の親切な医者だとまれに無料で診断書を出してくれることもあるかもしれませんが、診断書は厚生労働省の指導により有料にすることになってるため、基本有料です。
だからできれば診断書はもらいたくないですよね。
なので会社に休みの連絡を入れるときに診断書の必要有無は必ず聞いておきましょう。
インフルエンザで休む手段は有給?欠勤?
インフルエンザで会社を休む手段についてですが、これは有給を使う人がほとんどです。
が、有給が足りなかったりすると欠勤扱いになります。
また実は有給と言うのは事前に申請しないと使えない制度なため、厳しい会社だと有給扱いにしてくれず、強制的に欠勤扱いになる場合もあります。
まぁ有給扱いにしてくれる会社がほとんどだと思いますが。
ただし、5日以上も休むと有給をかなり消化してしまいます。
ホワイト企業で有給を使い切れる環境にいる人に取っては旅行に行くための貴重な有給がインフルエンザのせいでなくなってしまうことに納得がいかない、という人もいると思います。
ただ、多くの会社では傷病手当という特別休暇を用意しており、これは病気や怪我が原因で連続で3日以上欠勤した場合に4日目以降、給与が支払われる休暇が与えられるという制度です。
ただし、傷病手当は最初の3日間に有給を使ってしまうと休めません。
そもそも傷病手当の目的が病気や怪我で働けない人の生活を保障するためにある制度なので働かなくても給与がもらえる有給が使える人には支給されないのです。
ただ会社によっては傷病手当とは別の特別休暇を用意しており、有給を使わずに休める場合もあります。
こういう会社だったらラッキーですね。
海外ではこれが当たり前の会社が多いんですけどね。
まとめ
以上、インフルエンザで会社は何日休むか、会社にはどう連絡するべきかについて解説してきました。
インフルエンザは熱が下がってもうつるので5日~1週間は休むのがふつうです。
ただ会社の方針によってもっと長く、または短く決まってる場合もあります。
また会社への連絡手段は電話で何日くらい休むことになりそうかと、有給を使うかどうかを伝え、治って出社日が決まったらそのときにまた連絡します。
連絡するときに診断書の必要有無を聞くことも忘れずに。
社会人にとっては会社を長期間休むことは結構な痛手になることも多いのです。
またインフルエンザにかかることのないよう、予防接種やマスクでしっかり予防しましょう。
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